「はい!もちろんです!」


「きみ、名前は何ていうの?
リボンが青色だから新入生だよね?僕のこと分かる?」



一気に質問をされて私の頭は大混乱。


えっと…まずは質問に答えなきゃ…!
でも、そんなこと聞いて何をするんだろう?


もしかして、私がバラすとでも思って私の個人情報を手に入れておいてもしバラしたら問い詰めに来るつもりかな!?


そ、そんなことされても困るし…まず言わないし…。



「あ、あの…告白されていたことは言わないので…」


「何言ってんの?
僕はそのことを内緒にしろって言ってないんだけど」



え……?
告白されてたことじゃないの…!?


じゃあ、何を内緒にしろと言っているの…!?


どんどんと詰め寄ってきて私の後ろは白い壁で目の前には先輩が壁に手をついて立っている。