「あー、言ってたな」


「懐かしいね」


「だな。あー、お前がそんなこと言うから
早くイチャイチャしたくなってきたからさっさと帰んぞ」


「えー!なにそれ!」


律哉くんに急かされてクレープを食べ終わり、家へと帰った。


「はあ、疲れた。元気チャージ」


帰ってくるなり、荷物を置いて私に抱きついた律哉くん。


「ちょっ…!」


「最近、俺ね、全然花蓮のこと足りてない」


「っ、」


「ってことで、いただきまーす」


そんな声が聞こえてくる頃には
もう私の唇は律哉くんの唇で塞がれていた。


「俺、もうお前以外は考えらんない」


甘い囁きとともに
この深いキスにそっと目を閉じた。


私、宮園花蓮は愛する彼から
これでもかというほど溺愛されています。


でも、私もそんな彼が大好きです。


あとね、私も律哉くん以外の人なんて
この先考えられないよ。


だから、ずっと一緒にいようね。




END