「恥ずかしいよ…っ」


「いっぱい甘えさせてよ、花蓮ちゃん」


そういって、彼女の赤く染まっている耳を甘く噛む。


「ひゃあっ…」と色っぽい声を上げた。


「食べちゃいたいくらい可愛い」


「なっ、何言ってるんですか…!」


焦ったように
こちらに顔を向けた花蓮ちゃん。


はい、俺の勝ち。
こっち向くの待ってたんだよね。


自分の唇を花蓮ちゃんの
柔らかくてピンク色の唇に重ねる。


「んんっ…」


後頭部に手を置いて優しく、髪を撫でながら何度も角度を変えてキスを繰り返す。


時々、漏れる花蓮ちゃんの
甘い声に俺の理性はもう限界寸前。


あー…やべぇかも。

そろそろ、やめねぇと歯止めが効かなくなる。


「はい、充電完了」


そう言いながら唇を離して、花蓮ちゃんの柔らかくて色素の薄い髪を優しく撫でる。


たまんなく好き。


シャンプーの匂いが少し鼻をかすめるのも好き。


なんか、日に日に花蓮ちゃんの好きなところが増えて言ってる気がする。