【完】イジワルな彼の甘い溺愛




「花蓮ちゃんって本当に面白いな」


一緒にいるだけで楽しい。
喜怒哀楽が激しいからみてても飽きない。


たぶん、そういうところも含めて
花蓮ちゃんに惚れたんだと思う。


「うーん、自分では全然思ってないけど
律哉くんが笑ってくれるなら嬉しい」


なんて、ハンバーグを頬張りながら
ふわり、と笑う花蓮ちゃん。


いつもはガキなくせに
たまに大人びているから困る。


そんなことされると
俺の心臓がもたねぇんだけど。


「っ、」


「律哉くん、もしかして照れてる?」


そう言うと、嬉しそうにクスリと笑った。


なんか、そう言われると嫌だな。
常に上にいたい気持ちがあるからなのか?


「うるせー」


「ふふっ、やっぱり照れてるんだ」


「それ以上言ったらその口塞ぐぞ」


「だって、嬉しいんだもん」


よっぽど嬉しいのか俺の脅しさえ効かない。

何がそんなに嬉しいのか
俺にはさっぱり分かんねぇわ。