【完】イジワルな彼の甘い溺愛




なんか、甘えたくなった。

こんなの柄じゃねぇけど、花蓮ちゃんの前ではこうなるんだから不思議だよな。


「えっ…!?」


驚きながら、みるみるうちに赤くなっていく頬。

そうそう、その反応を
見るのも好きなんだよな。


やっぱ、たまんねぇわ。


「ダメ?」


「だ、ダメじゃないですぅ……」


うん、知ってる。

こうやって少しオネダリしたら花蓮ちゃんはたいていの望みを聞いてくれる。


別にいつもしようとしてるわけじゃないけど
たまにはこーいうのもアリだろ?


いつも俺ばっかり威張ってるし
彼女なんだから甘えたいじゃん。


それに、花蓮ちゃんにも甘えられたいし。


「んじゃあ、ほら早く」


口を開けてスタンバイ。

すると、花蓮ちゃんが自分のお箸でポテトサラダを一口分掴むと、俺の口に入れてくれた。


「んー、うまっ。
花蓮ちゃんの作る料理うますぎ」


これはお世辞なんかじゃない。
心の底から思っている。


マジでいつかレシピ本とか出せんじゃね?