でも、そんな顔されるまた意地悪したくなるんだよな。
「なんで?」
「なんでって……」
「言ってくんないとわかんねーな」
嘘だよ。
俺だって、花蓮ちゃんの料理久しぶりに食べてぇし、ポテトサラダも食べてぇ。
「一緒に食べたいから!
ひとりぼっちのご飯は寂しいよ」
今度は少しだけ潤んだ瞳をこちらに向けた。
無意識なんだろうけど、それ相当やばいからな。
他の男に向けた瞬間、その男をぶっ飛ばす。
だって、俺だけが見れればそれだけでいいじゃん。
花蓮ちゃんの可愛さなんて彼氏の俺だけが分かってればそれでいいんだよ。
「よく言えました。
んじゃあ、また今日からよろしくな」
「うん!」
その言葉とともに勢いよく俺に抱きついてきた。
んだよ…このすっげぇかわいい生き物わ。
ウサギみたいな小動物みてぇだ。
ちっこい体、細い腕。
何がなんでも守ってあげたくなるような女の子。
「今日は律哉くんの好きなポテトサラダにするねっ!さあ!久しぶりに腕振るっちゃうぞー!」
意外とあっさりと俺から離れて楽しそうに笑って気合を入れている花蓮ちゃん。



