「ち、父上?!」
「カロナ、馬車がどこに止まってるか分からないでしょ?」
「うっ…」
渋々、従う事にした。
歩く事、数分で馬車に着いた。
「お待ちしておりやした」
と御者が馬車の扉を開ける。
「遅くなってしまって済まないね…」
と馬車に乗り込む父上と僕。
「いえ、大丈夫でやしたよ」
と扉を閉めて御者は馬車を動かし始めた。
「父上、馬車の行き先は伝えてあるの?」
と疑問に思ったことを尋ねてみた。
「ん?…嗚呼、戻って来たら教会へ向かって欲しいって御者には伝えてあるから大丈夫だよ」
と微笑む父上。
「そうだったのですね」
「…」
「…」
その会話以降無言が続いた。
「…」
「…」
結局、教会に着くまでその状態だった。
「カロナ、馬車がどこに止まってるか分からないでしょ?」
「うっ…」
渋々、従う事にした。
歩く事、数分で馬車に着いた。
「お待ちしておりやした」
と御者が馬車の扉を開ける。
「遅くなってしまって済まないね…」
と馬車に乗り込む父上と僕。
「いえ、大丈夫でやしたよ」
と扉を閉めて御者は馬車を動かし始めた。
「父上、馬車の行き先は伝えてあるの?」
と疑問に思ったことを尋ねてみた。
「ん?…嗚呼、戻って来たら教会へ向かって欲しいって御者には伝えてあるから大丈夫だよ」
と微笑む父上。
「そうだったのですね」
「…」
「…」
その会話以降無言が続いた。
「…」
「…」
結局、教会に着くまでその状態だった。