でも、同時に辞められないと思った。 彼が、必死に生きてるのに、私がこんな簡単に負ける訳にはいかない。堂々とスクールに行くべきだ。 彼の方が辛いなんて最低な比べ合いをして、1人で安心して強がって。 最低な奴だと思われても、これが今の私に出来る精一杯の強がりなのだ。 何も悪いことをしていないのなら、後ろめたい事なんて何も無い。 そう考えると不思議と心が落ち着いた。 君は私の側に居なくても、私を勇気づけてくれる。