私はある一冊の本を手に取る。 『星の王子さま』(以下 新潮文庫 著者 サン=テグジュペリ 訳 河野 万里子 からの引用) 初めてこの本を読んだのは小学3年生の時だった。 “僕らは互いに、無くてはならない存在になる” “それから僕たちは友達になって、今ではこの世で1匹だけの、かけがえのないキツネなんだ” キツネと王子様はきっと私と里奈のような関係で。 だからギリギリまで待つ。 ギリギリまで 私は彼女を信じているから