子供が学校に行き
浩二はのんびり朝食を食べた


「莉奈、お前女か?」と
私の姿をチラリと見た


毎日慌ただしいの
髪は跳ねまくり
パジャマがわりの、学生時代のジャージにエプロン

『仕方ないじゃない』


「じゃあ手伝って、子供の事を」



「それは莉奈の仕事だ」と取り合ってもくれなかった