「そうだよ。雫浮気するし」
「えっ、浮気なんてしてないよ!?」
チラッと、あたしを睨み言われた事に驚いた。
浮気なんてしてないもんっ!
ちょっと……圭矢を疑っただけ、だよ。
「……アイツに。何もされてない?」
囁く様に言う。
拗ねてる感じの声に大きく顔を上下した。
「何もされてないよっ!」
本当だよ。
嘘じゃないんだからっ!
「告白されたじゃん」
えっ、えっ、えぇ。
そういう意味なの!?
「こ、告白はされたけどっ……」
焦って答えるあたしを見て
「嘘つき」
って呟いた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…