1回目のキスは、雫の所為にした。

2回目のキスは、震える手を隠した。

3回目のキスは、彼女は雫だけだよって証。

4回目のキスは、俺の独占欲。

5回目のキスは、君をもっと感じたかったんだ。

6回目のキスは、求めすぎて。

7回目のキスは、キスと呼べるものかはわからないけれど。



雫が奥さんになってくれたらいいなって、心からそう思ったんだ。