そんなことを考えながら今日もいつものように外を見ていると、グラウンドから心咲が大きくこちらに向かって手を振っていた。


私も振り返すと、心咲がケータイを掲げてそれを指で指した。


きっと自分のケータイを見ろってゆうこと。


そう思い開いたらやっぱり、心咲からLINEが来ていた。


『部活もうすぐ終わると思うから一緒に帰ろう!玄関で待っていて!陽くんとも話せるかもしれないしね!』