「てか、帰ろうぜ俺腹減った」


黙ってみていた奏人くんが急にそういい、私たちは帰ることにした。


私と心咲は陽達よりも先に帰ろうと思い歩き始めようとしていた。


「待って」


同時に振り向くと陽が「亜依待って、今日一緒に帰ろう」と私に言ってきた。


「え?」


「ダメ?」