「あー、そうゆうことね。奏多なんかとぶつかったら亜依飛んでっちゃうよ~」


「いやいや、流石にそれはない!まぁお前にぶつかるよりは確実に飛んでくと思うけど」


「はぁ~?どうゆう意味よそれ!」


心咲と奏多くんがこんな風に会話をしてると、玄関の外からよく知っている人がこっちに向かって歩いてきているところが見えた。


「おぉー、俺の事迎えに来てくれたの??優しいね~」


奏多くんがそう彼らに言った。


彼らとは、私の幼なじみの陽と、奏多くんの双子の弟の奏人くん。


「そうだよ、早くしろアホ。」