心咲が不思議そうに私たち二人を見てきたから私は焦ってしまった。


「ち、ちがうよ!」


大きな声で否定すると、奏多くんはニコニコしながら


「さっき俺がトイレ行こうとして走ってたらぶつかっちゃったの」


って説明してくれた。


こうゆうときにハッキリ言えればいいのに、なかなか自分で思ったことが言えないんだよね、私…。