「ごめんね、ケガ無かった?」


「だ、大丈夫です!!」


「あっ俺トイレ行きたかったんだ!!じゃ、幼なじみちゃん!気をつけて帰ってね、バイバイ!!」


そういってトイレに向かって全力ダッシュするその人。


なんか、思ってた人よりフレンドリーで子供っぽいな…
彼が走っていった方を見ると、微かに汗くさくない爽やかな匂いがして、胸がチクッとした。