楓さん……



「こうなったら楓は止めても無駄だ。それはお前がよく知ってんだろ?」



一也さんが呆れながら言う。



「そうだったな……でもいいか?少しでも危ないと思ったらすぐ逃げろ。これは夏蓮も同じだ」




「「「うん」」」



そうして私達は蛇玖竜の倉庫に向かった。