「なんでもないから!」




「可愛い~。さらに赤くなっちゃって……」




楓さんが言う。





「なってません!」




嘘。



本当は自分でもわかるぐらい顔が火照ってる。



するとそこに励也さんがやって来て……



「3人にも聞いてほしい事がある。ちょっと来て」




と真剣な眼差しで言う。




聞いてほしいこと?




そして励也さんに言われるがまま私達は奥の部屋へと入っていった。