それからと言うもの。




私たちは桜華蓮の倉庫に通い続けていた。




あれだけ暴走族は嫌いだったのに。




でも、佑樹のためだから……




やっぱり、これだけ通ってたらみんなと仲良くなるわけで……



「あ!夏蓮さんと澪さん。こんにちは!総長ならもう幹部室にいますよ」





「ありがとね」





澪がそう言って私は軽い会釈をする。





下っぱ君たちにはいつも元気よく挨拶される。





そして、一番ビックリしたのが、