夏蓮sideーーーーーーーーーーーーー 「……ん」 目を覚ますと目の前には白い天井が広がっていた。 「……目……覚めた?」 声がする方を向くと励也がいた。 何か前もこんなことがあったな…… 「……私」 そう言えば私って黒龍だったんだ…… そう思うと自分が恐ろしくなった。 皆にも絶対引かれたよね…… そんなことを思っていると、励也が見透かしたように言った。