それは、俺が「おい三谷。お前いい加減にしろよ?」と言って殴り掛かろうと、席を立った、まさにその時だった。


興奮気味に声を荒らげ、なおも話を続けようとする三谷の言葉を、

瞳に青白い光を携えた聡が静かに、しかし、何者も寄せ付けない絶対零度の微笑みで遮ったのは……。




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