「なぁ。俺、お前のこと好きだから。いつまでも待つから。…付き合ってください。」

一樹に振られた次の日。

涼麻に言われた一言。

その言葉に私は揺れる。


「…今は友達で居たい。…いつか、もし涼麻を好きになったら。その時、まだ涼麻がうちのことを好きで居てくれたら。その時に。」

「そっか。…分かった。いつまでも待つって言ったしな。」

「待たなくてもいいんだよ!」

「えーー!」

キミはそう言いながら私の頭を撫でる。


キミとワタシ。

こんな2人の物語。
これからどうなるかは謎だけど。

2人がずっと隣同士で笑いあえるように…