月日は流れ遊は10歳、有里は7歳になった。

有里は、人見知りが強く人を近くに寄せ付けずにいた。
それでも遊はしつこいぐらいに話しかけてくれた。

「有里、一緒に遊ぼーよ。」

そんな言葉をかけてくれた遊に有里は首を横に振り部屋に入っていく。


近くで遊んでた子達が「有里ちゃんは…」
と顔を見合わせる。