僕の名前は、世田谷亮。この物語は、三年前僕が彼女、佐々倉望に会ったことから始まる。
 僕と彼女は、高校一年生の入学式で出会った。僕は、入学式とか卒業式とか行事ものが嫌いだから正直、やる気がなかった。

校長先生の話しが終わり、生徒代表の挨拶までいった。その生徒代表が佐々倉望だった。彼女が、生徒代表の挨拶を呼んでいるとき一つ一つの言葉がしっかりしていて僕は彼女に惹き付けられそうになった。その時から僕は彼女を気になり出した。
 そう僕は彼女の美しさと意思の強さに惚れてしまったのだ。