「おせーぞ?」
「これでも、急ぎました!」
クラス全員のプリントを集め終わり教卓へ置く。すると、ありがとさん。と労いの言葉を貰う。そんな言葉に、一喜一憂する私もアホだと思いつつ、先生の顔を見る。
「なに、ニヤニヤしてるんですか」
「いや~?」
先生は、口角を上げてニマニマと笑っていた。
「なんですか、はっきり言ってください。」
「さっき、俺にありがとうって言われて嬉しかったろ?」
言い当てられてギクリとする。
そりゃ、もちろん嬉しいですよ
全学年の女子に言い寄られてて、顔もイケメンでそんな先生にありがとうなんて言われて嬉しくないはずないじゃない。
なんて、言えるはずもないよね…
言ったら絶対弄られるし…
「は?馬鹿なんですか?嬉しくなんてありませんけど」
先生は、傷ついた~と言って泣き真似をする。そばに居た女子は先生贔屓をして
かわいそ~だとか、先生は悪くないよとか言ってる。
1回、そいつの顔を見てほしい。
ケロッとした顔してるから。
佐倉先生は、私と目が合うとベーっと舌を出した。
なんだこの先生!?可愛いけどむかつく!!
「これでも、急ぎました!」
クラス全員のプリントを集め終わり教卓へ置く。すると、ありがとさん。と労いの言葉を貰う。そんな言葉に、一喜一憂する私もアホだと思いつつ、先生の顔を見る。
「なに、ニヤニヤしてるんですか」
「いや~?」
先生は、口角を上げてニマニマと笑っていた。
「なんですか、はっきり言ってください。」
「さっき、俺にありがとうって言われて嬉しかったろ?」
言い当てられてギクリとする。
そりゃ、もちろん嬉しいですよ
全学年の女子に言い寄られてて、顔もイケメンでそんな先生にありがとうなんて言われて嬉しくないはずないじゃない。
なんて、言えるはずもないよね…
言ったら絶対弄られるし…
「は?馬鹿なんですか?嬉しくなんてありませんけど」
先生は、傷ついた~と言って泣き真似をする。そばに居た女子は先生贔屓をして
かわいそ~だとか、先生は悪くないよとか言ってる。
1回、そいつの顔を見てほしい。
ケロッとした顔してるから。
佐倉先生は、私と目が合うとベーっと舌を出した。
なんだこの先生!?可愛いけどむかつく!!