いつも傍にあったあなたの面影。


例えばそれは、道端で綺麗な花を見つけたこと。

それは、可愛い野良猫を見たこと。

それは、毎朝小学生が元気に挨拶をしてくれること。

誰かの黒い髪が風に揺れること。

頬を触る手が白く、繊細なこと。

あなたが、傍にいたということ。



それはいつまでも私にとっての幸福で、きっと消えることはなくて、まるであなた。


今日も、明日も幸せで、そういう日々が、あなたが、好きだった。






これは、あなたと過ごした幸福の記録。