桜「以上がジイヤが教えてくれたこと。私たちはどうする?私はね家に帰りたくないの、もうすぐ日もくれる。きっと私達また離れてしまうわね。」
 凛「泡沫 桜 綺麗な名前だね。ここで終わらしてもいい?僕には桜を守れない、ごめんね」
 桜「謝らなくてもいいよ。紙とペン持って来たの、何か書こうか!」
 凛「そうだね。」

 日も暮れはじめた中、月だけが僕らを見ていた・・・・
 
 岬に移って桜が紙髪を切って小指に結んでくれた・・・
 波の音が聞こえる、もう二人とも決意は決めた・・・ 
 桜「次があるならきっとまた結ばれるよ・・・凛君愛してるずっとずっと」
 凛「永遠に愛してるこの先、また巡り会えるように・・・」

 凛はギュッと手を握った。そしてキスをした、桜も任せるようにゆっくりとキスをする
 二人で合わせるように海に落ちた・・・体が重くなっていく、海に任せる
 桜が上へ、上へと上がって行く・・・・上がピンク色に染まっていく・・・・
 桜は笑っていた・・・・だから僕も笑える
 
       また巡り巡って貴方に会いたい・・・・