佐藤「初めて言われた。親からも何もかも全てから見放されてると思ってたけど・・」
中村「一応、1ヶ月だけど友達にはかわりねーだろ。それよりさっきから、あそこの円に女の子いるよな。ハサミもってる!イジメかヤベーいかないとってかアレ 海 桜 って子じゃない。円の中にいる学校で一番美人で頭もよくて親が金持ちな子。」
佐藤「海 桜?聞いたことある。あの子俺が守らなきゃいけないんだった。なんであんなところに?俺死んだんじゃ・・・」
中村「何馬鹿のこといってんだ!お前は死んでないし、初見だろ。だって進学コースのお嬢様とは滅多に合わないようになってんだから。お前は止めにいかないのっ・・・」「ちょっと待て、おい」 

 佐藤 凛は走っていた円の中にいる彼女の元へ・・・ 

佐藤「その子から手を離せ、その子は僕の彼女だーーー」
  
刀坂「何を言って・・・」
 桜「えっ、あっちょっと」佐藤「走れ」
  
 俺は手を握り桜という少女と駆け出していた
 無我夢中で走った。追っては来なかった。