俺は神崎昴。16歳。少し曇り空の今日はなぜか、いつもより少し寝坊してしまって、バタバタしながら朝ごはんも食べずに学校へ向かった。
(今まで一回も遅刻したこと無かったのに…っ!)
そして、いつもの様な退屈な一日が始まる……はずだった。あの夏の日、あんな事が起こらなければ…