そこにいたのは
紛れもなく朝まで一緒にいた旬
...そして隣にはカンナちゃん。
「まさかこんなに生徒いるのに会うとはな」
ニヤッと
あたしがさっき類くんと旬を重ねてしまった
あの意地悪な笑みでこちらを見た
「だっだよね...じゃ、じゃあまた!」
あたしは特にカンナちゃんには触れず
足早にその場を後にした
「松田、大丈夫?」
後ろから駆け寄ってきた類くんを見て、ハッとした
「あっ...ゴメン!あたし...なんか」
「いや別に、大丈夫ならいいんだ。行こうか」
「うん」
類くんもそれ以上は何も聞かなかった
でも、旬とあたしが何かしら関係があるとは
普通の人ならあの瞬間で感づいたに違いない

