「いや、だからナオ君と付き合ってもいいかなぁ?って。 」



いやいや、2回言われなくても分かるよ。



そんな不安そうな顔して見つめるなよ…。





……。

この間、何分位だろ?

いや、何秒?



こいつ、可愛いよなぁ。

目はくりくりパッチリ二重に、ニキビひとつ無いスベスベお肌。

化粧…は今はしてないな。

髪の毛はゆるふわロングで…。




「ぇ、えっ。シュン?何なの??」




色々考えてたら、思わずチサの髪の毛触って指先でクルクル遊んでた。

めっちゃ戸惑ってるチサ。

可愛すぎかよ。

ワケわかんないよなぁ…。



髪の毛を絡ませていた指を外して、そのままチサの頬に触れた。


一瞬、チサの肩がピクッと跳ねた。