瞬間、3人の目がぐんぐん見開かれる。
「え」
「ええ」
「えええ」
いや…驚きかた息ピッタリすぎでしょ。
「なになになに今さら!?」
佐奈がなぜかドタバタ足踏みしながら聞く。
「え、?」
「今頃になって何言ってんの?」
「もえが昴くんのこと好きとかもう世の中のジョーシキだから。」
「そ、そーなの、!?」
「そーだし。だって明らかにオーラが違うもんねぇ2人は。なんかもうイチャイチャ通り越してヒタヒタって感じ。」
いやヒタヒタってなに。
「そーそー。だから大丈夫。知ってるから。」
は…。言葉が出ないっす。
冗談でからかってたんじゃないのね…。
え、みんな、「萌黄と昴はカップル」っていうのガチに信じてるってこと?
うっそーん。
「…ったく〜、あたしめっちゃ恥ずかしいじゃん。」
「いやぁーでも可愛かったですよぉ〜?顔赤くしてる萌黄。」
やめて梨夏子、ヘラヘラしながらこっち見ないで。
「まぁなに?好きって気づいたから気まずくて2人じゃ行けないの?」
「う、うん…そう。」
「なぁに甘えたこと言ってんのよっ」
いつっ!ちょっと佐奈あんた力強いんだから気安く背中叩かないでっ。
「余計チャンスじゃん!!」
「チャンス?」
視界に佐奈の拳がぬっと入り込む。
「そーよ!告白するのよっ!」
告白。
コク…ハク?
はあああああああああああ!?
「な、なぬ、なに言ってんの!?」
え、告白ってなに、え、好きですって言うの、え?
「なんで!?なんのための!?」
「なんのためのって、好きなんでしょ!?やっと気づいたんでしょ?」
「そ、そ、そう…かもしれないけどっ。まだほんとかわかってないし、!」
「ほんとに決まってるでしょーが!どーせ出会った時から好きだったんでしょ?」
え?
海央の言葉にどきっとする。
出会った時から?
幼稚園のころ、幼稚園のころ…。
んーー、初めて会ったのどんな感じだったっけ…。
だめだ、思い出せない。
「と、とにかく無理だからっ!てかしなくていいから!このままで十分!」
「えええなんでよー。…まあ、今のままでも全然カップルっぽいけど。」
「お祭りで告白からのキスとか王道すぎて、それを萌黄と昴くんがやるの超見たかったんだけど。」
「わかる〜。」
な、なによ、結局見世物にして楽しむためかい!
あーあ、少しでもモヤモヤして損したっ。
「ったく、そんなに見たいなら他の人に頼んでくださーいだ。」
「違うのよ〜、萌黄と昴くんだからいいのにぃ〜。」
佐奈、諦めが悪いぞ。
「いつもぎゃあぎゃあ言い合ってる2人が、顔真っ赤にしながら見つめあって…。」
梨夏子…。
「きゃああああ♡」
海央…ハートマークつけないで…。
3人ともやめなさい、こっちが恥ずかしいわ。
「とにかくしないから!ふつーに楽しんで終わるから!」
「まぁまぁ。する予定になったらいつでも言ってね?」
例えあったとしても海央たちだけには言いません。
それにしても、、キスとか告白とか…。
昴と。
すばると。
わあああああああああっっ。
むりですむりです×百万!!
思わずぶんぶん振り回した手が、
「痛っ!」
梨夏子に当たり、
「お前行動がうるさい。」
側を通った昴にすれ違いざまに呟かれ、
チャイムが鳴り、
妄想からくるパニックと、梨夏子への申し訳なさと、昴への怒りと、ホームルームが始まったのにも関わらず立ってて浮いてるっていう状況での恥ずかしさで、あたしの顔はリンゴになったのでした。
「え」
「ええ」
「えええ」
いや…驚きかた息ピッタリすぎでしょ。
「なになになに今さら!?」
佐奈がなぜかドタバタ足踏みしながら聞く。
「え、?」
「今頃になって何言ってんの?」
「もえが昴くんのこと好きとかもう世の中のジョーシキだから。」
「そ、そーなの、!?」
「そーだし。だって明らかにオーラが違うもんねぇ2人は。なんかもうイチャイチャ通り越してヒタヒタって感じ。」
いやヒタヒタってなに。
「そーそー。だから大丈夫。知ってるから。」
は…。言葉が出ないっす。
冗談でからかってたんじゃないのね…。
え、みんな、「萌黄と昴はカップル」っていうのガチに信じてるってこと?
うっそーん。
「…ったく〜、あたしめっちゃ恥ずかしいじゃん。」
「いやぁーでも可愛かったですよぉ〜?顔赤くしてる萌黄。」
やめて梨夏子、ヘラヘラしながらこっち見ないで。
「まぁなに?好きって気づいたから気まずくて2人じゃ行けないの?」
「う、うん…そう。」
「なぁに甘えたこと言ってんのよっ」
いつっ!ちょっと佐奈あんた力強いんだから気安く背中叩かないでっ。
「余計チャンスじゃん!!」
「チャンス?」
視界に佐奈の拳がぬっと入り込む。
「そーよ!告白するのよっ!」
告白。
コク…ハク?
はあああああああああああ!?
「な、なぬ、なに言ってんの!?」
え、告白ってなに、え、好きですって言うの、え?
「なんで!?なんのための!?」
「なんのためのって、好きなんでしょ!?やっと気づいたんでしょ?」
「そ、そ、そう…かもしれないけどっ。まだほんとかわかってないし、!」
「ほんとに決まってるでしょーが!どーせ出会った時から好きだったんでしょ?」
え?
海央の言葉にどきっとする。
出会った時から?
幼稚園のころ、幼稚園のころ…。
んーー、初めて会ったのどんな感じだったっけ…。
だめだ、思い出せない。
「と、とにかく無理だからっ!てかしなくていいから!このままで十分!」
「えええなんでよー。…まあ、今のままでも全然カップルっぽいけど。」
「お祭りで告白からのキスとか王道すぎて、それを萌黄と昴くんがやるの超見たかったんだけど。」
「わかる〜。」
な、なによ、結局見世物にして楽しむためかい!
あーあ、少しでもモヤモヤして損したっ。
「ったく、そんなに見たいなら他の人に頼んでくださーいだ。」
「違うのよ〜、萌黄と昴くんだからいいのにぃ〜。」
佐奈、諦めが悪いぞ。
「いつもぎゃあぎゃあ言い合ってる2人が、顔真っ赤にしながら見つめあって…。」
梨夏子…。
「きゃああああ♡」
海央…ハートマークつけないで…。
3人ともやめなさい、こっちが恥ずかしいわ。
「とにかくしないから!ふつーに楽しんで終わるから!」
「まぁまぁ。する予定になったらいつでも言ってね?」
例えあったとしても海央たちだけには言いません。
それにしても、、キスとか告白とか…。
昴と。
すばると。
わあああああああああっっ。
むりですむりです×百万!!
思わずぶんぶん振り回した手が、
「痛っ!」
梨夏子に当たり、
「お前行動がうるさい。」
側を通った昴にすれ違いざまに呟かれ、
チャイムが鳴り、
妄想からくるパニックと、梨夏子への申し訳なさと、昴への怒りと、ホームルームが始まったのにも関わらず立ってて浮いてるっていう状況での恥ずかしさで、あたしの顔はリンゴになったのでした。
