好きになっても、いいですか?

翔side



驚きが顔に出て隠せなかった



彼女、園崎かれんの歌声は、俺が忘れられないでいた歌声だった

透き通るようにまっすぐで飛行機雲のようにすっと伸びるその声は、俺の記憶を蘇らせた