「また?」

 緋未が呆れ気味

「鞄からラブレター出てきて
 
 なにこれって言ったら

 『ラブレター、いるかー?』って
 
 もぉ、は?って感じじゃん。
 
 マジで嫌い。」

「明日にはべったりに戻ってるからね。」

 皐がため息つきながらいう

「緋未が煋に連絡すればいいでしょ。」

 梛が言う

「そうだね。もしもし煋?

 今日勉強会・・・了解。

 永が部屋取ってるって。」

「さすが。恵、朋先輩とLINEしてる

 暇があるなら勉強しなさい。」

 梛が恵の携帯を取り上げる。

「違うから。」

 取り返そうとする。

「顔でばれてるから。」

 ここがズバッという

「いや・・・ね?」

「はいはいごちでーす。」

 皐がうなだれる