「まぁ、いんじゃね。」
 燈架さんが掃除したところを確認する。

「よかったです。
 次、玄関掃除してきますね。」
 掃除道具をまとめていると

「それは珂夜たちがやってるからしなくて
 いいよ。休憩してなよ。」
 笙さんが言う。

「でも、私の仕事ですし。」

「やってるやつにやらせとけばいいの。
 今日はお休み。」
 皇さんがソファーに寝転がて
 首だけこちらに向けてしゃべっている。

「じゃあ、お言葉に甘えて。」








 
 眠れないよ。
 気分転換に庭出てみよう。