side笙
 
「あれ、大丈夫なわけ?」
 珣が燈架の方を向く。
「さぁ、」
「や、明らかoutでしょ。」
 䋝が言う。
「どうするの。」
 悠が俺を見て言う。
「どうするって、」
「放っておくつもり?」
「そんなことはしないけど。」
 さて、どうしたものか。