「なあ、やっぱり絆奈って、バカイトに遊ばれてるに1000円!!」 「いや、逆にバカイトが利用されてるに1000円!!」 「……え」 声が、聞こえた。 角の向こうから、私とかいとくんの名前が聞こえてきて、私は思わず足を止めた。 そして。 「お前ら、なにしてんの?」 「………っ」 かいとくんの……声……!!