パジャマを着ていたら泊まるのか?と聞かれそうだし、バスローブを着ていたらベッドにしか用事が無いと思われそうだ。
そう考えると、結局どっちも危ういじゃない…と思えてきて、どちらを選択すればいいのかわからなくなった。
どちらを着ていても社長が私を部屋から追い出してくれればいいのだ。
あっさりとした態度で「お疲れ様」と言われてーーーー。
「クシュ!」
悩みながらまたぼんやりとしていた。
馬鹿なことを想像してないで、さっさとバスルームを出よう。
シャワーを止めると少しだけ寒いと思いながら外へ出た。
案の定ローブしかないからそれをとにかく羽織り、パウダールームで髪を乾かしていると、誰かが室内に入って来た気配を感じた。
コンコン、とパウダールームのドアをノックする音が聞こえ、ドキン!心臓が跳ね上がる。
誰だろう…と言うか、社長以外の誰がいる……。
「は…はい!」
カチッとドライヤーのスイッチをオフにした。
「花梨?大丈夫か?」
ドキン!と胸がまた弾む。
やっぱり社長だ。どうしよう。
「…だだ…大丈夫です!もう直ぐ出ます…!」
そう言ったもののこの格好で?
見ないで下さいとでも言うかーー。
(そんなに身構えなくてもいいよ花梨。競技用の水着に比べたら、断然こっちの方が肌の露出度は低いんだから)
そう考えると、結局どっちも危ういじゃない…と思えてきて、どちらを選択すればいいのかわからなくなった。
どちらを着ていても社長が私を部屋から追い出してくれればいいのだ。
あっさりとした態度で「お疲れ様」と言われてーーーー。
「クシュ!」
悩みながらまたぼんやりとしていた。
馬鹿なことを想像してないで、さっさとバスルームを出よう。
シャワーを止めると少しだけ寒いと思いながら外へ出た。
案の定ローブしかないからそれをとにかく羽織り、パウダールームで髪を乾かしていると、誰かが室内に入って来た気配を感じた。
コンコン、とパウダールームのドアをノックする音が聞こえ、ドキン!心臓が跳ね上がる。
誰だろう…と言うか、社長以外の誰がいる……。
「は…はい!」
カチッとドライヤーのスイッチをオフにした。
「花梨?大丈夫か?」
ドキン!と胸がまた弾む。
やっぱり社長だ。どうしよう。
「…だだ…大丈夫です!もう直ぐ出ます…!」
そう言ったもののこの格好で?
見ないで下さいとでも言うかーー。
(そんなに身構えなくてもいいよ花梨。競技用の水着に比べたら、断然こっちの方が肌の露出度は低いんだから)

