【短編集】恋の花咲かせてみませんか?

……チャラいとか思って悪かったなぁ。良い人だ。


「ちゃんと、クリーニングして返しますから。」

「いーよいーよ。気にしないで。」

「本当にありがとうございます。助かります。じゃあ、また。」


ペコリとお辞儀をして、彼から立ち去ろうと背中を向けた瞬間。





グイッ。

腕を掴まれた。


「ちょっと待って。」