放課後になった。
玲菜にあんな余裕見せてたけど正直内心ビビリまくり。


足なんか音楽のテスト以上にガクガクで。


校門の前でひたすら待った。


「遅いなー…」


20分くらい待った時だった。


「ごっごめ…居残りさせられちまって…」


「居残りぃ~!?何やってたの!?」


「まぁ…色々溜まってたもんで」


「ダメじゃーん!!ちゃんと勉強しなきゃ!!」


「俺いいもん。バンド一筋でいくから♪」


あれ…??何か意外と話しやすい…??
面白いし…ヤンキーかと思ってたけどそうじゃないのかな??