1番の人が歌い終わった。次は私の番だ…。


どうしよう怖い怖い怖いッ


彼は長い金髪をなびかせて私の隣まで歩いてきた。


もぉぉ!!ヤケクソッ!!


怖がりながらも私はなんとか1曲歌い終えた。正直足ガクガクでヤバイんですけど…。膝かっくんされたら一発でぶっ倒れれるなと思った。


歌い終わってから正直恐怖で記憶がありません。すいません…。


授業の終わりを告げるチャイムが鳴った。


「おい、青山」