‘君が幸せだったら僕は死ねる’


翔の歌声が再び響いた。


「悠菜の幸せを願って書いたんだろ…これ。なのに、別れたりしたら、翔、喜ばないと思う」


水城が言った。


そう…かな…。


翔…どうして??


優しすぎるよ…。


「ば…か…」


涙が止まらなかった。


会いたい…。


ねぇ…。


どうしてもう、会えないの??