「なんかさ、私飯島くんって超怖いのかと思ってた」
私はなんてこと言ったんだろう…。完全に墓穴ほったような気がして言った瞬間後悔した。


「あー…よく言われるな。俺別にグレてるわけじゃないんだぜ!?」


「いやいやいや!!どう見たってそう見えるって!!」
もう本当私はバカだと思った。


「えー!!俺喧嘩とかしないぜ!?髪の色だけで判断すんなよなー!!」


「だってロン毛に金髪ってどう見てもさぁー」


「いや、マジで普通ッ子だから!!俺の友達も毛の色あんなんだけど普通の奴等だって!!」


「そうなんだー。何か意外だなぁー」


なんか、いい人そうで良かった。
全然怖くないじゃん。
むしろ優しい感じがするな…。