日向は後遺症が残ったことに落ち込んでいた。

「日向、私、ずっと支えるよ。高校だって退学する」

「退学なんかするなよ」

「何で?こうしないと、日向のこと支えられないじゃんか!」

「美夏・・・。彼氏がこんな俺で良いのかよ」

「うん!私は日向っていう存在が好きなんだもん!」

日向は私に抱きつこうとして、ベッドから落ちた。

「ちょっ、日向!?」

「ゴメン。ベッドに戻してくんね?」

「しょうがないな。良いよ」