私たちは侑隼くんに促されて、相談して決めた赤ちゃんの名前を発表した。

「男の子が優音(ゆうね)」

「女が凜音(りんね)」

「そっか。可愛いな。当たり前か。俺の甥と姪なんやからな」

「侑隼くんさ、バカだね。叔父バカってヤツ?」