家に帰ると、ちょうど來が帰ってきた。

「來、お前なんで美夏に俺が赤面してる写真送った?」

「珍しいお兄ちゃんだったから」

「は?ふざけんなよ」

日向は來を殴ろうとした。けど、來は殴られなかった。侑隼くんが庇ったから。

「日向!何で、殴るの?」

日向は後遺症にイラついているようだった。

「俺は、手足が上手く動かねぇんだよ。だから、ちゃんと動くやつが羨ましいんだよ!」

「日向、落ち着いて!」

私は部屋に行って日向と話した。