道の真ん中で 呆然と立ってても
仕方が無いのと思い、街の散策を始めた。




街の雰囲気は、やはりここは江戸時代だと実感させた。





前方から浪士が歩いて来た
その人を上手く避けるた...筈だったが






――――――ドンっ!!





千鳥足で歩いていたらしく
ぶつかってしまった





「すみません」




こちらも非が無いという訳じゃないので
一応 謝るも....




「おい、貴様。




俺様にぶつかっといて、謝るだけで許してもらえると思ってるのか??」






顔を真っ赤にした浪士が怒鳴った




どうやら、この人は酔っ払っているようだ
昼間からアルコールを入れるなよ..と呆れていた。







「貴様 無視してんじゃねぇッ!!」





....煩い。。




謝罪はしたし、この人に構っているほど
今の僕は 暇ではないから



そのまま立ち去ろうとした。







――――――ジャキ...





そんな物騒な音が 後ろから聞こえた。






はぁ...短期は命拾いなのにね。






「死ねぇー!!」







黙っていれば 痛い目を見なかったのに
身の程知らず...






「恨むなよ。」






―――――ガッ!!






襲い掛かってきた酔っぱらいの刀を避けて
後ろに回り、気絶する首の付け根を少し強めにチョップした。