まだ、仕事まで時間があるし 家に帰ってもやることが特にないので 暫く この夕焼けが見たくて 屋上の床に腰を下ろし、寝っ転がった。 やはり、あの茜空は似合わない 切ない色が 僕を誘う そして、僕は何かに引かれるように 目を閉じ そのまま夢の世界へと眠ってしまった。 この時の僕は まだこの先.... 何が起きるかなんて 全く予想をしない出来事が待ち受けているなんて 今の僕 知らない。