「なっちゃんのお布団、いい匂いで気持ちよかった」





「ちょっ、変なこと言わないでよっ」





蓮の発言に思わず顔を赤らめてしまった。





朝っぱらから心臓に悪いじゃんっ





私はやれやれと大きなため息を吐いた。





「これからはこういうことしないでね?」


「なんで?」


「なんでって…」





なんでって言われても…





つい言葉に詰まってしまった。





「この年にもなって、一緒のベッドで寝るのっておかしいでしょ?」


「そう?」


「そうだよ!」





やれやれと私は再びため息をついた。